告知とツイッター
稚拙ながらも今度僕が書いた「芸人ディスティネーション2」という本が小学館ガガガ文庫さんから発売される。3月18日である。
こういう告知は多くした方がいいに決まっているので、ツイッターなどでも告知する。
するとたまにこういう意見を頂く。
「向さんって、ツイッター告知だけですよね」
それに対して僕はこう言う。
「そうです。私がツイッター告知おじさんです」
これで皆が転んでカメラの画角が揺れたら大成功なのだが現実は皆冷ややかな目でこちらを見て終了だ(あちらの気分によっては唾を吐かれるオプションもついてくる)。
しかしそれしか言えない。確かに告知は多いが、それに対してどうするのが正解なのか分からない。
そう、僕はツイッターで呟く内容がどれが正解なのかもはや分からなくなってきているのである。
もともと「これをしたら嫌われるのではないか」「こういう事を言うと皆さん勘違いするのではないか」という自意識過剰を王座に座らせてひれ伏せている自意識過剰人間である。例えば「わー!すげーイルミネーションなんですけどー!」といってそのイルミネーションの写メとアップするとしますよね。
僕のルックス、芸風は当然知っているであろう方がフォローしてくれているはずである(それも言い過ぎていると王座に座っているのは言う)。そんなやつがいきなり綺麗なイルミネーションである。逆の立場ならまず感じる感覚は嫌悪感であり、その後思うのは「乗っ取られたのかな?」だ。
どれだけ自分が本当に綺麗だと思おうが、ルックスに似合わないことをしたらダメなのだ。
なかには「そうですよね!」「たしかに綺麗!」「レイバン50%OFF!」みたいな返信は来るだろうけど、やはりそれは一部の意見であり、大多数はそっとフォロー解除のボタンをタップして終了だ。まだそれならマシか。「気持ち悪いやつが気持ち悪いこと言ってるんじゃないぞ!」と罵声のリプライが飛んできてその勢いでブロックされてこちらは返信も打てないという、チャット黎明期でも少なかったのではないかという逃げ方をされるかもしれない。
もうそうなると軽々しい意見をツイッターで言えないような気がしてくる。
じゃあ何を書けばいいのか。
またそのあたりは次のブログで。
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